脂質8:脂肪酸構成いろいろ その3
飽和脂肪酸の割合が50%を超える植物油もあります。
アブラヤシの果肉から採られる油です。
パーム油は現在、世界でもっともたくさん生産されている植物油でもあります。
マーガリン、ショートニング、インスタント食品、スナック菓子などに広く使われるほか、石鹸やバイオディーゼル燃焼としての用途もあります。
ココヤシの種子(ココナッツ)から採られる油。ココナッツ油とも言います。
チョコレートによく使わています。また、乳脂肪と似た性質があるので、コーヒーフレッシュやホイップクリームなどに牛乳の代用として利用されています。
アブラヤシの種子から採られる油です(アブラヤシの果肉から採るのがパーム油)。
やし油(ココヤシの種子から採る)と性質がよく似ているので、同じような用途に使われています。
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