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脂質6:脂肪酸構成いろいろ その1

 よく利用される植物油には、脂肪酸がどんな割合で含まれているか見てみましょう。

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 ひまわり油の脂肪酸構成。4分の3近くがリノール酸です。

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 リノール酸の比率が高い植物油が敬遠されるようになると、リノール酸は少なく、オレイン酸は多くする品種改良がおこなわれました。
 2000年以降は、こんな感じの中オレイン酸(ミッドオレイン酸)ひまわり油が主流になります。

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 最近では、さらにオレイン酸の比率を高めた高オレイン酸タイプが主力商品になっています。

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 コーン(とうもろこし)油は、リノール酸が約半分。

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 ごま油は、オレイン酸、リノール酸、飽和脂肪酸の比率が、だいたい4:4:2くらい。

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 大豆油には、「アルファリノレン酸」という脂肪酸が含まれています。この脂肪酸は、とっても重要ですよhappy01sign01

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 キャノーラ油は、品種改良された菜種油です。
 もともと菜種油には、心臓に悪影響を及ぼす可能性のあるエルカ酸が大量に含まれていました。
 そのエルカ酸を含まない品種としてカナダで開発されたキャノーラ種の菜種からつくられたのが、キャノーラ油です。

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 日本でも、品種改良によって、エルカ酸を含まない菜種がつくられています。この菜種から絞られた油は「菜種油」と呼ばれ、カナダ産のキャノーラ種から絞られたキャノーラ油と区別されています。

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 JAS規格に沿って、2種類以上の植物油をブレンドしたものが「調合サラダ油」と呼ばれています。
 よく使われるのは、大豆油、菜種(キャノーラ)油、コーン油など。
 商品によって混合される植物油の種類やその配合比が異なりますので、脂肪酸構成も異なってきます。 この図はたくさんある調合サラダ油の中の一例と思ってください。

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